僕が学生の頃、夢中になった島成郎とか吉本隆明は、60年、70年の安保闘争を通過して、「試行」を創刊し、「自立の思想」を構築した吉本隆明は、その後「擬制の終焉」を発表した。安保闘争は、彼らにとって自身の思想を確立するための基盤だったと思う。
今日、明日がどうあろうと奥田愛基が、今後これを基に固有で斬新な思想を築き、発表し続けることを僕は、応援する。
僕も、社会を、国家を深く考えそして、芸術とリンクさせて活動していこうと、自分より若い世代から刺激を頂いた。